結納当日のふさわしい装いと費用

準礼装か略礼装にし両家の格を合わせる

正式結納をおこなう場合は正礼装にしますが、略式結納の場合は準礼装や略礼装にすることが多いようです。大切なのは、出席者全員の服装の「格」をそろえること(ただし、女性本人が正礼装の振袖でも、男性はブラックスーツでOK)。事前に当日の装いについて決めておきましょう。

負担額が両家で均等になるよう配慮

結納金や結納品は男女それぞれの側で用意しますが、結納の会場費や宴席の費用、仲人へのお礼などは両家で折半するのが基本。ただし、一方が遠来の場合は交通費や宿泊費を考慮し、迎える側が多めに負担することもあります。
また、どちらかの自宅で結納をおこなう場合は、祝い膳の費用を折半にしたり、招かれる側が酒肴料を渡したりして、両家の負担が均等になるようにしましょう。

仲人にはお礼とお車代を渡す

仲人へのお礼は結納金の1割程度が一般的。表書きは「寿」または「御礼」とし、両家連名にして結納後、祝宴の前に渡します。
また、お礼とは別に手みやげとともに「お車代」を渡すほか、仲人が祝宴に出席しない場合は「酒肴料」(1万~3万円)も渡します。

~Check point~

両家で服装の格を合わせる

略式結納の場合は準礼装や略礼装が一般的。出席者のあいだで服装の格がちぐはぐにならないように注意を。

費用は両家で折半するのが基本

結納の会場費や富要席の費用などは両家で折半する。一方が多く負担することのないように調整を。

仲人へのお礼は結納金の1割程度が目安

結納当日、仲人へはお礼のほか、交通費として「お車代」(1万~3万円)を渡す。媒酌人もお願いする場合は、挙式後にお礼を一括で渡してもOK。

結納当日の服装

男性本人

女性が振袖ならモーニングや羽織袴が正式だが、実際にはブラックスーツが一般的。略礼装ならダークスーツ。ワイシャツは白、ネクタイはシルバーグレーか白。靴下と革靴は黒。

女性本人

和装なら華やかな訪問着、付け下げなど。結婚したら着られないので、正礼装の振袖もおすすめ。洋装なら上品なセミアフタヌーンドレスやワンピース、スーツ。明るい色を選んで。

父親

ブラックスーツに白のワイシャツ、シルバーグレーのネクタイが一般的。略礼装の場合はダークスーツでもOK。靴下と革靴は黒。

母親

女性本人と格を合わせ、和装なら紋付きの色無地や訪問着、付け下げなど。洋装なら黒以外のフォーマルなスーツかワンピースを。

知りたい礼装の格式とルール

男性の正礼装

【洋装】
昼:モーニングコート
夜:燕尾服、タキシード
【和装】
五つ紋付き羽織袴

男性の準礼装

【洋装】
昼:ディレクターズスーツ(黒か濃紺の上着に明るめの縞柄のズボン)
昼・夜:ブラックスーツ
夜:ファンシータキシード(さまざまな色・柄・素材のタキシード)

男性の略礼装

【洋装】
昼・夜:ダークスーツ

女性の正礼装

【洋装】
昼:アフタヌーンドレス(光らない素材のロング丈、袖付きのドレス)
夜:イブニングドレス(光沢のある素材や透ける素材の、胸や背の開いたロング丈、袖なしのドレス)
【和装】
未婚:振袖
既婚:五つ紋付き黒留袖、五つ紋付き色留袖

女性の準礼装

【洋装】
昼:セミアフタヌーンドレス(ドレッシーなワンピースやアンサンブル、スーツなど)
夜:セミイブニングドレス、カクテルドレス(シルキー素材が中心のドレス)
【和装】
色無地(三つ紋か一つ紋付き)、訪問着

女性の略礼装

【洋装】
昼・夜:インフォーマルドレス(とくに制約なし)
【和装】
付け下げ、小紋(一つ紋付き)

結納当日のふさわしい装いと費用

仲人を立てない場合の略式結納の流れ(関東式の場合)

仲人なしの結納では男性の父親が進行役に

仲人を立てずに結納をおこなう場合は、男性の父親が進行役を務めるのが一般的。ホテルや結婚式場などではスタッフが進行役を引き受けてくれることもあります。
なお、結納当日は「切れる」「別れる」などのお祝いにふさわしくない言葉を使わないようにしましょう。

1.結納品の準備

男性側から入室し、結納品を上座の向かって右側に置く。続いて女性側が入室し、向かって左側に置く。

2.あいさつと着席

まず本人どうし、次いで両親があいさつをして着席する
→全員:「本日はお世話になります。よろしくお願いいたします」

3.はじめのあいさつ

男性の父親があいさつし、一同深く礼をする。
→男性の父親「このたびは、鈴木様のご長女幸子様と、私どもの長男健一に、たいへんよいご縁をうだいいたしまして、誠にありがとうこさいます。本日はお日柄もよろしく、結納の儀をとりおこなわせていただきます。本来ならば仲人様を通して正式にお納めするべきところ、前もってのお話どおり、略式にて納めさせていただきます。よろしくお願いいたします」

4.男性側の結納品を女性側に納める

※関西式の場合は、結納品は飾ったままで目録のみを渡す
男性の母親が女性側へ贈る結納品を片木盆ごと持ち、女性本人の前に運ぶ。一礼して席に戻る。
→男性の父親「こちらは、健一よりの結納でこさいます。どうそ、幾久しくお納めください」

5.女性側が目録をあらためる

女性側が一礼して女性本人、父親、母親の順に目録に目を通し、本人に戻す。本人が元のように包んで台に戻す。
→女性本人「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」

6.女性側の受書を男性側に渡す

女性の母親が男性からの結納品を上座に飾り、受書を男性本人の前に運ぶ。一礼して席に戻る。
→女性の父親「こちらは、幸子からの受書でこさいます。幾久しくお納めください」

7.女性側の結納品を男性側に納める

※関西式では女性側からの結納品はないので、これで終了。10へ。
女性の母親が男性側へ贈る結納品を片木盆こと持ち、男性本人の前に運ぶ。一礼して席に戻る。
→女性の父親「こちらは、幸子よりの結納てこさいます。どうそ、幾久しくお納めください」

8.男性側が目録をあらためる

男性側が一礼して男性本人、父親、母親の順に目録に目を通し、本人に戻す。本人が元のように包んで台に戻す。
→男性本人「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」

9.男性側の受書を女性側に渡す

男性の母親が女性からの結納品を上座に飾り、受書を女性本人の前に運ぶ。一礼して席に戻る。
→男性の父親「こちらは、健一よりの受書でこさいます。幾久しくお納めください」

10.結びのあいさつ

男性の父親が結びの言葉とお礼を述べ、女性の父親が返礼のあいさつをする。一同深く礼をして式を終了する。
→男性の父親「本日は誠にありがとうございました。おかげさまで、無事に結納を交わすことができました。今後とも幾久しくよろしくお願い申し上げます」
→女性の父親「こちらこそ、たいへんお世話になりまして、ありがとうこさいました。今後とも幾久しくよろしくお願い申し上げます」

目録に目を通すときの作法

1)目録を両手で持ち、水引を人差し指で押し上げて外す。外した水引は台の上に置く。
2)上包みを開き、中の目録を取り出す。上包みは閉じて台の上に。
3)目録を開いて目を通したら、再び上包みの中入れる。水引をかけて元の位置に戻す。

次のコラムを読む→ 結納金結納返しと書類の準備について

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