和婚の人気

神道にもとづいた「和婚」の人気が上昇

 日本人らしい結婚式のスタイルとして、少しずつ人気を盛り返してきているのが神前式です。1900 (明治33)年、のちの大正天皇のご成婚が基本となり、現在のスタイルに定着しました。
 白無拓や振袖などの和装は、年齢を意識せずに着られるため、神前式を選ぶ女性の年齢層が幅広いのも特徴です。

三三九度の杯を交わし玉串を捧げて結婚を誓う

和婚の三三九度の杯
和婚で行われる儀式のなかでメインになるのが三献の儀(三三九度の杯)、誓詞奏上、玉串奉奠。どれも聞き慣れず、見慣れないものですが、これらをしきたりどおりに神に捧げることで、結婚を誓います。

これだけは知っておきたいアイテムに込められた意味

結婚式のアイテム玉串

玉串

榊に、紙垂をつけたもので、神事の際に奉納する

誓詞

夫婦が守るべき道を記したもので、新郎が読み上げる

三三九度の杯

小・中・大の三杯は天・地・人を意味し、「三」も「九」もおめでたい数字

Check point

どこで結婚式を挙げるのがよいか考える

神社やホテル、専門式場の神殿などが一般的。神社は原則的に親族のみの参列であることを念頭におく。

まつられている神様や神社の特徴を知る

結婚の宣誓をあいまいなものにしないために、挙式する神社の神様の名前を知り、神社の略歴を把握する。

二礼二拍手一礼など神社のしきたりを覚える

二礼二拍手一礼(一部の神社は異なる) は、婚礼の儀にも含まれる作法。神社でのお参りの仕方を再度確認。

先輩花嫁に聞きました「神社婚にしてよかったこと、大変だったこと」

神社婚にしてよかった

よかったこと、うれしかったこと

日本人としての自分を自覚 H.Sさん (34歳)
「有名な神社での和婚は、 まさに襟を正すような気持ち。結婚する自覚とともに、日本人としての自覚も感じました」

両家の結びつきが強くなった N.Aさん(29歳)
「結婚は両家の結びつき。 親族固めの杯の儀などもあり、両家とも親族になる自覚ができたようす。両家間の交流もけっこう盛んです」

挙式した神社に参拝できる N.Yさん(33歳)
「有名な神社で和婚をしたのですが、初詣はもちろん、お宮参りや七五三など、家族の思い出を刻んでいけるのがうれしいです」

大変だったこと、困ったこと

見慣れない儀式にとまどった E.Sさん(27歳)
「本やDVDで勉強し、本番も介添え人が指示してくれましたが何度も練習した玉串奉莫を結局、間違えちゃいました」

綿帽子にしたら新郎より長身に Y.Oさん(25歳)
「彼との身長はほぼ同じなのですが、綿帽子をかぶったら私のほうがすごく大きく見えて… 。ちよっと恥ずかしかった」

ドレスよりも動きにくい T.Kさん(28歳)
「和装は動きにくく体の締め付けも大。披露宴はウエディングドレスだったのですが、ドレスを着てほっとしたほどです」

プランナーのアドバイス

ウエディングプランナーのアドバイス

神前式での衣装はやはり和装で

和装を絶対とする神社もあれば、準装を認めている神社もあります。式場が受け入れていればどちらでも構いませんが、神前式ではやはり和装を選ぶべき。同じ白でも白無垢とウエディングドレスでは信仰上意味合いが異なり、神社では違和感があります。

入場前に「手水の儀」で手を洗い清める

和婚・神社婚の手水の儀
 挙式前に心身を清める神前式の作法のひとつ「手水の儀」。柄杓に水をくみ左、右の順に手にかけ、左手で水を受けて口をすすぎます。左手に水をかけ、最後に柄の部分に水をかけます。

挙式の流れ

京都・挙式の流れ

1.入場

巫女、新郎新帰、媒酌人夫妻、両親、親族の順に入場

2.修祓の儀

参列者は頭を軽く下げ、斎主のおはらいを受ける

3.祝詞奏上

斎主が祝詞を読み上げ、参列者は頭を下げて拝聴

4.三献の儀

お神酒を小中大の3つの杯でいただく

5.誓詞奏上

新郎新婦が神前に進み、結婚を誓う誓詞を読み上げる

6.玉串奉奠

手順にそって、二人で玉串を供える

7.指輪の交換

新郎、新婦の順に指輪をはめ合う。キリスト教式に準ずる

8.親族固めの杯の儀

両親や親族がお神酒を3口で飲み干し、両家の縁を結ぶ

9.退場

神前に一礼。斎主のあとに続いて入場と同じ順に退場

玉串の捧げ方

玉串の掲げ方しる
1.右手で根元を持ち、左手で葉を支えてー礼
2.時計回りに、根元を手前にする
3.左手を右手の下、 右手を上にずらす
4.時計回りに葉を手前にし、捧げる

主な会場のスタイル

ホテルや専門式場の神殿が一般的ですが料亭や旅館も趣があり人気です。

神社

神社で結婚式
出典:http://biken-bridal.com/
荘厳な雰囲気漂う奥ゆかしさが逆に新鮮です。最近は氏神様がまつられている神社ではなく、披露宴会場を併設した大きな神社が主流。挙式当日も一般参拝者がいることも忘れずに。

○メリット
*歴史の重みと格式ある雰囲気を味わえる
*親族のみの参列で、両家の絆が強まる
*今後も訪れやすい

●デメリット
*参列が親族だけの場合が多い
*ー般の参拝者がいる
*祭事のときは式が挙げられない

初穂料とは

初穂料
「はつほりょう」と読み、神社に納める金銭をさす。結婚式の 場合は挙式料にあたります。

神社婚ではオリジナルセレモニーも

神社婚のオリジナルセレモニー

結び石の儀

白い石に二人の名を記し、神社へ奉納。一般者が入れない神社内庭聖域に納められ、両家の幸福と繁栄を祈願する。

水合わせの儀

新郎新婦がそれぞれの実家の水を用意し、ひとつの杯に注いで飲む儀式。別々の環境で育った二人がひとつになることを表現。

縁結びの儀

新郎新婦がお互いの薬指に赤い紐 (水引き)を結び合う。運命の赤い糸になぞらえた、ロマンチックな儀式。

老舖料亭·旅館

クラシカルな趣で幅広い層に好感をもたれる
品格ある空間におだやかな時間が流れる、和風レストランウエディング。小物使いなどで和モダンにも演出でき、自由なアレンジが魅力。

○メリット
*挙式も披露宴も自由度がある
*落ち着いた風情が漂う
*年配の方に合う料理でもてなせる

●デメリット
*ホテルや式場に比べて設備が不充分
*大人数だと対応が難しい場合がある
*斎主の出張手配など手配が多い

OKマナー 神社の鳥居をくぐるときは頭を下げ、端を通る

神社での正しいふるまいは大人のたしなみです。鳥居をくぐる際は一礼し、神様の通り道である中央は避けて端を通ります。そのほか「二礼二 拍手一礼」「手水の儀」は、神社を訪れた際には欠かせないマナーです。

次のコラムを読む→ 【キリスト教式結婚式のマナーを知っておく】

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