会場を決める前にブライダル業界の現状を知る

ホテル・専門式場にゲストハウスが参入

 日本のブライダル産業の始まりは、1980年の帝国ホテルの開業といわれています。それまでは自宅でおこなうのが普通でした。ホテルや料亭で一般的に結婚式がおこなわれるようになったのは戦後のこと。「結婚式場業」の主流といえばホテルや専門式場でしたが、ここ数年、結婚式の新しい形を求めるニーズに応え、プロデュース会社が運営するゲストハウスが参入してきました。基本的に、ホテルや専門式場などの会場は料飲や接客サービスを請け負い、そのほかの衣装や装飾などは専門業者に委託しています。

持ち込み料発生のしくみ

 ホテルや専門式場は、それぞれ衣装や引き出物など専門の業者と提携し、一定のテナント料を受け取ります。提携業者は、自社で広告を出さずに顧客(新郎新婦)が獲得できるので、お互いにメリットがあります。
 しかし、顧客が提携業者を利用しないと、予定よりも客数が減ってしまうため、「持ち込み料」を設定し、業者に対して一部を払い戻しているのです。

自前施設のありなしなどそれぞれの特色が

 1980年代、街の教会で挙式したいという声に応えて興ったといわれているプロデュース会社。その後教会挙式だけではなく、結婚式全体をプロデュースするようになりました。プロデュース会社には、自前で婚礼施設をもつ会社と、施設をもたずレストランなどの他社施設と提携しプロデュースをおこなう会社、自前施設の運営と他社との提携の両方を手がける会社の3種類があります。また、旅行会社と提携して海外ウエディングを扱う会社もあります。
 プロデュース会社のウエディングプランナーの多くは、新規客の成約から当日のしきりまでトータルで担当しています。

結婚年齢、予算のかけ方の二極化

 20代前半の若いうちに結婚する人と30代以降に結婚する人、結婚年齢の二極化が進んでいます。それにともない、20代をターゲットとした演出を子どもっぽいと感じる30代以上の女性のための大人っほい本格派ウエディングが提案されるように。また、外資系の超高級ホテルで結婚式にお金を惜しまず使う層と、高級感にあまり重きを置かずこぢんまりと少人数での結婚式を望む層の二極化も顕著です。結婚式のプランも最近では、年齢・規模・予算などによって幅広く取りそろえられています。
 もうひとつの傾向として、ありきたりを嫌いユニークな演出の「オリジナル婚」がもてはやされてきた流れから、2000年以降になると「おもてなし」を重要視する新郎新婦が増えてきました。自分達らしさを大切にしつつ、招待客のことも考えた「おもてなし婚」が今後のキーワードと考えられています。

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ウエディング豆知識

日本の婚礼は宗教と関係なかった?

神道を国教にする動きから神前式ができた明治以前の日本には、神様がいるといわれている床の間のある部屋で結婚式をすることはありましたが、特定の宗教にもとづく挙式ではありませんでした。元はすべてが人前式だったといえます。

ウエディングドレス日本第一号はグレー!?

明治時代、西洋文化が日本に入ってくると、上流階級のあいだで西洋風の婚礼がおこなわれるようになりました。初代文部大臣・森有礼の新婦ツネは、薄いグレーのドレスに白いベールを合わせて式をおこない、これが日本初のウエディングドレスといわれています。ちなみに、新郎の洋装化のほうがいち早く進んだため、新婦が和装で新郎がモーニングという組み合わせもめずらしくなかったそう。

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