式服の素材にこだわる和婚と神社婚

「式服」の素材、「丹後ちりめん」

光の加減や花嫁のなにげない仕草で様々な姿を見せる「式服」。きめ細かく滑らかな肌触りのそれは、「丹後ちりめん」だからこそ生まれる魅力です。丹後ちりめんは厳選された高級絹糸100%で織り上げられる贅沢な高級絹織物です。職人が1mあたりおよそ3千回もの強い撚りをかけた緯糸と、撚りのない経糸を交互に織っていきます。織り上げた生地を精錬する事により糸が収縮し、緯糸の撚りが戻る事で生地の全体に繊細な凹凸のような立体的な織模様が刻まれます。この織模様こそ『丹後の地発祥の「式服」』でもご紹介した「シボ」です。式服を仕立てる「蒲重」ではこの作業の工程で実用新案を取得しています。

熟練の技術で最高の白無垢を
織る前に僅か三割程の糸を練る工程を経て精錬された蒲重の丹後ちりめん。この工程は余分に費用がかかる為、採用しているところは多くありません。「手間はかかりますが、品質を考えると外せない」と蒲田さん。光を浴びて浮き出す繊細なシボが目を奪います。

花嫁の姿をおもいはせる衣装
神前の新郎花嫁の姿をイメージしながら蒲田さんのデザインした図柄は数百以上。いずれも古典模様を組み合わせた気品溢れるものばかりです。

蒲重の代表蒲田さんは「蒲重の扱う絹糸は、特に上質なものだけ」と胸を張ります。絹糸は「シルク」とも呼ばれますが、これは桑の実を食べて大きくなった蚕(かいこ)が繭を作る時に紡ぎ出す糸。生き物である事からその品質は多種多様で、状態によって細かなランク付けがなされています。蒲重の扱う絹糸は最も高品質な6Aランク。仕入先の絹糸業者は、ヨーロッパで有名なグランドメゾンが熱烈なラブコールを送る、世界的に信用がおける業者です。「この絹糸だからこそ、気品のある仕上がりとなります。古典柄の鶴や花を組み合わせる事で、花嫁の清らかさと質感を図柄で強調します」。

素材にこだわった白無垢和婚衣装

和婚は反物で決まる

白無垢だからこそ、こだわりの素材で

「白無垢」と聞くと想像するのは、「白一色の花嫁姿」ではないでしょうか?ですが、単に白無垢といっても多くのバリエーションがあり、多彩な衣装の一つです。織模様や赤が要所に入ったものや、金糸等が織り込まれたものがありますが、いずれの織り方、模様、デザインのものにしても、重視してほしいのが「素材」です。

和婚で白無垢を着た花嫁

神社婚で白無垢を着た花嫁
素材は大きく分けて「正絹」「交織」「化繊」の三つがあります。正絹は絹糸だけで、絹糸と化繊で織られたものが交織です。いずれも第一印象では同じように見えるかもしれませんが、光を浴びた時の柔らかい輝きや、深みのある色合い、写真でも上品に映える織模様は正絹ならではのものです。さらに、正絹はきちんと締まっている為、着崩れしにくいという利点もあります。白無垢の衣裳に決めたあとは、次は質感や肌触りを比較してみて、素材に注目して選んでみてください。

次のコラムを読む→ 【Kyoto二葉葵の「式服」が生まれる場所】

結婚式のご相談はKyoto二葉葵へ

お電話の場合は、 075-414-6317

075-414-6317

にお気軽にお電話下さい。


(タップすると電話を発信します。)

営業時間:11:00~19:00
(毎週火曜日定休) フォームからのお問い合わせ